人工内耳に最適な補聴補助装置について、最近のデジタルの進歩で人工内耳メーカーから、防水性能に影響のない接続部の破損の恐れのない、ワイアレスデバイスがメーカー純正で出ています。今までは適時的な便宜デバイスが無かったことから、便宜上の使用を黙認してきたという事情がありました。これからは防水性能と接続部の破損防止から、人工内耳メーカー純正補聴補助デバイスをお使いになる事をお薦めいたします。特にお子様の汗対策に防水性能が重要になっています。
■2020年4月1日から補装具の項目に「人工内耳」の項目が加えられて、人工内耳修理が支給の対象になりました。
■人工内耳修理が補装具の取り扱いに含まれ認められました。
詳細はお住いの市区町村障害福祉課でお尋ねください。
◎上記の取り扱いについて、市町村で対応がなされない事例がありましたら、
人工聴覚情報学会にメールでご相談をお寄せください。対応のお手伝いをいたします。
人工内耳修理補装具申請の流れ。(東京都品川区の例)
人工内耳の修理のうち、補装具費支給対象となるのは
「人工内耳用音声信号処理装置」の修理となります。
先ずは病院に相談をすることが何よりも最優先です。
ここのところを確実に押さえたうえで申請の準備をしましょう。
人工聴覚情報学会からの注意点です。
申請方法といたしましては、
指定医師に「人工内耳用音声信号処理装置 確認票」を記載いただいた後、
修理を希望する業者から見積書を作成いただき、
申請書と一緒に障害者福祉課へ提出いたします。
支給決定後、
本人あてに支給決定通知書・支給券・請求書兼委任状を郵送されてきます。
業者に支給券を提示し、修理の依頼をしてください。
日本で承認されている人工内耳は3社製品です。
アドバンスト・バイオニクス(以下AB)人工内耳
メドエル人工内耳
コクレア人工内耳
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