筆談と人工内耳

斎藤リヱさんが都議会議員に当選しました。

といってもご存知ない方の為に補足すると、

筆談ホステスと言えば、あ~、あの方と。

全く聴こえないが手話ではなく筆談で生きてきた、

その筆談もスッと自然な仕草で書いてくれます。

語彙の多さにも驚きますし話言葉での筆談が、

会話をスムーズに広げてくれました。

母語が日本語のしっかりした文章表現と語彙の多さが、

筆談での会話を厭う気持ちもなく進められました。

語彙の多さを身に付けた仕方を聞いた時に、

母語意識を持った親御さんの教え方のお話を聞きました。

 

話言葉、書き言葉、単語のつなぎ方、

耳から入るはずの情報を「聴こえない」から、

母語言葉を自然に学ぶ事が出来ない、

その聴こえる聴こえないの差に何があるのかを、

言葉の教え方に工夫を込めていたと伺いました。

 

健聴者でも、あれだけの文章表現は難しいのですが、

それを聴こえない「斎藤リヱさん」が身に付けていました。

そんなに苦労した覚えもなく身についたようです。

 

斎藤リヱさんが都議会議員になったことに、

様々な見方があるようですが、

北区で音声認識文字表記デバイスで議会が運営されたように、

都議会でも音声認識文字表記デバイスの設置がされると思います。

 

手話の議員がいれば手話通訳が用意され、

筆談をコミュニケーション手段としている方には、

音声認識文字表記デバイスが用意される、

そこが当たり前になっていく社会のきっかけになります。

ご活躍を祈念いたします。

 

人工内耳の活用も訓練次第で出来る方と思います。

こちらも頑張って欲しいものです。