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人工内耳と補聴器と手話

補聴器装用者と人工内耳装用者の方で手話を使う方は多い、

それは補聴器が人工内耳が聴こえないからというだけではなく、

聴覚障害者同志の同一公用語言語として手話が出来ないと、

同じ聴覚障害者同志で会話が出来ないからです。

健聴者はほぼ手話が出来ないのが当たり前な形の社会ですが、

廻りに難聴者がいると必要を感じて学ぶ方もいらっしゃるように、

どのコミュニケーション手段がお互いの会話に必要なのか、

聴覚活用の難聴者(補聴器・人工内耳)も健聴者も、

その場で必要なコミュニケーション手段に配慮して、

手話が当たり前に使える社会にあってくれればと思います。

しかし健聴者に手話が通じないので筆談を用いたり、

手話通訳の手配をしたりしなくてはなりません。

手話言語条例を制定した地方自治体の意識も遅れていて、

その地方自治体が「後援」「共催」「財政支援」している、

イベントの全てに情報保障を付けるように提言しても、

現実には手話通訳すらつけていないイベントばかりです。

 

そんな現実があるから親は「聴こえないより聴こえた方が」と、

中途失聴者も人工内耳へと関心が向くのかもしれません。

補聴器の効果がなくなった方が人工内耳を選択する、

それだけではないが、一つの要因としてあるかなと思います。

 

みんなが手話を使えるといいのですが・・・

 

ただ、言葉だけの為に聴こえを求めるのでなく、

音の存在が「聴こえ」を求める気持ちを生む、

そこのところも理解を戴けると嬉しく思います。